英国医療調査会社エアフィニティーは各国のワクチン確保状況に基づいて国民のほとんどが接種を受けた後、「集団免疫」ができてからかつての日常生活に戻ることができる時点を分析した。
その結果、日本は接種開始が出遅れたため、2022年4月になってこそ日常生活を取り戻すと見込まれた。日本はまだ具体的なワクチン接種日程が決まっていない。
エアフィニティーはワクチンの接種を通じて日常に戻ることが最も早い国として2021年4月と見込まれた米国を挙げた。また、カナダ(2021年6月)、英国(2021年7月)、EU(2021年9月)、オーストラリア(2021年12月)の順だった。
人口の多い中国は2022年10月、インドは2023年2月に日常生活復帰が可能になると予想された。
“エアフィニティの研究者であるスティーブ・ファーラー教授は、「米国は世界の他の国々に先んじて動いており、日本と欧州やアジアの一部の国々は、ほぼ同時期に通常の生活に戻る可能性が高い」と書いている。
しかし、中国とインドは予想より2年早い2028年まで通常の生活に戻ることができず、イギリスは2023年まで通常の生活に戻ることができないと予想されている。