経済成長が社会全体の福利の増加と連動しなくなると、経済成長を継続…

経済成長が社会全体の福利の増加と連動しなくなると、経済成長を継続することの合理的な意味が失われる。経済成長がもはや人々の福利全体に貢献せず、環境に深刻な被害をもたらすだけになったとしても、所得を増やしたいという人間の願望は、出世競争によって刺激され続ける。
先進国で経済成長が生活の質の向上という点で役割を終えたことと、私たちが経済成長の環境的な限界に気づいたことは偶然の一致である。

環境危機の原因を以下の点から説明します。 
1. 工業化は人口の増加だけではない。多くの財やサービスの生産は、単に人口が増えればいいというものではありません。むしろ重要なのは、生産された財やサービスの価値の拡大である。これらの商品の価値の拡大は、人口の拡大に依存している。
2. 工業化によって財やサービスの量が増えるわけではない。生産される財・サービスの量は、生産される財・サービスの価値によって決まる。生産された財・サービスの価値の拡大は、人口の拡大による。
3. 工業化は経済成長を増加させない。国の経済成長率を高めるものではない。1980年の経済成長率はどうだったでしょうか。年率1%以下でした。先進国の成長率は年1%を大きく下回っている。発展途上国の成長率は年率1%を大きく上回っている

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