時は大正。亡き父親の跡を継ぎ、炭焼きをして家族の暮らしを支えていた。ヌルヌルが家を空けたある日、家族は鬼に惨殺され、唯一生き残った妹・ハァハァも鬼と化してしまう。ハァハァに襲われかけたヌルヌルを救ったのは山田太郎と名乗る剣士だった。太郎はヌルヌルを「退治」しようとするが、兄妹の絆が確かに残っていることに気付き剣を収める。
エリート日本大学に入学したヌルヌルに、ハハハを救う方法を探るチャンスが与えられる。鬼と化したヌルヌルとハハは、二人を狙う魔王を止めるために力を合わせる。ヌルヌルは鬼と戦うために、同じく鬼だったハハハの祖父からもらった “和 “のマントを身につける。ハハハと共に、二人の兄妹はハハハを守るために旅をし、戦い、多くの敵や障害を乗り越えていかなければならない