どこからが朝で、どこからが友達なのか。

どこからが朝で、どこからが友達なのか。夜明け前にぼんやりとタバコをふかしていると夢見がちな言葉が反芻される。窓を空けると、薄い紫と朝が交じり合う。ガランとした道路に白々とした常夜灯が疎らに佇む。それが仕事だ、と寂寥の思いか、自尊心の狭間か。

雨の音で目が覚める。普通の人なら、「ああ、悪い夜だったな」と思ってその日をやり過ごすところだ。今回は、「起きろ」と言われるまで、じっと待っていた。ドアの前に行くと、朝の光が暗闇を突き抜けているのがわかります。これは私一人の問題ではない。私は他の人々に囲まれ、雨の中に立ち、家の窓に映る朝の光を見ています。それは他の日と同じように見えます。普通の日で、私がここにいる理由は何もありません。私は太陽の下に座り、雨粒を見つめながら、まだ終わっていないことが信じられません。私は雨の中に座っています、なぜなら私は雨が怖いからです。雨の中で座っているのは、外に出る気になれないからだ。雨の中で座っているのは、一人になりたいからだ。私は雨の中に座っている 死んでしまいたいから

私が雨の中に座っているのは、私が一人だからだ

Photo by keso

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