この記事ではFate/GrandOrderの用語を解説する。

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地球環境モデル『カルデアス』内に存在が確認された、大小様々な本来は存在しないはずの過去。
通常なら、たとえ過去改竄を行ったとしても、例えばそれが1人2人の人間の行く末を変化させる程度の歴史介入であれば、人類史の流れは変わらない。

しかし特異点に関しては、それが当てはまらない。つまり、人類史の舵取りそのものを変えてしまう歴史介入と言える。
そしていくつか存在する特異点はどれも人類史の焼失の原因とされているのが大きな問題点であり、歴史への影響度によってランク分けされている。
カルデアはここにレイシフトによって潜入し、歴史介入の原因(主に犯人が持ち込んだ聖杯)をその時代から除去することによって歴史の修復を試みる。

この「人理定礎」が完了した後、該当する歴史は"なかった事"にされるため、特異点は人類史から離脱した異世界と化し、やがて自然消滅する。
ちなみに人理定礎完了後の特異点で好き勝手しても人類史に影響を与えることは一応はない。

とはいえ、歴史改変レベルの大事件や大事変を起こした場合はそれを基点として再度特異点化することがある。例えば、あるサーヴァントの幕間の物語ではそのサーヴァントが興が乗り過ぎるあまりやり過ぎてしまい、歴史が一部狂ってしまうという珍事があった。

ちなみに特異点は場合によっては自然消滅して何も残らなくなるが、聖杯が絡んでいる場合はもし特異点を修正して聖杯の欠片であっても回収できれば、カルデアは大量の魔力リソースを補充できるため、本来ならば放っておいても人理に影響を及ぼさない微小な特異点であってもエネルギー確保手段として解決に乗り出すこともある。

第2部では、アトラス院の魔術師による代替手段を用いたレイシフトが実現。
地球が白紙化されている状態でも特異点観測は可能な模様で、人理を再修復した際に特異点が残っていれば後々大きな脅威になりうるため、異聞帯攻略の合間に発見された特異点への解決手段として使用されたのが始まりであった。

しかしながら事態はそれにとどまらなかった。カルデア陣営にとっての当面の目標である異聞帯攻略と密接に関わった事件が発生したことで、第2部の時系列の活動においてもレイシフトは、カルデア陣営にとって必要不可欠な手段としての価値が生まれてきたのである。

– 人類が知っている最大の特異点。たとえ存在しなかったとしても、最初の特異点とされています。

人類の歴史を燃やし始めた特異点。世界の終わりの始まりを引き起こした特異点。

しかし、そんな単純な話ではありません。世界の終わりの始まりとなった火事は、実は一部の個人によって行われた単一の出来事であり、必ずしも特異点とは言えない。

もしそうだとしたら、世界の終わりの始まりとなった特異点は全く別のものであり、特異点とは呼ばれるべきではなかったはずです。

しかし、そのようなことは起きませんでした。世界の終わりの始まりとなった特異点は確かに最初の特異点ではあったが、人類史の焼き討ちを引き起こした特異点ではなかった

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