連日の猛暑でニュース番組のキャスターの口癖が「異常気象」になろうかと思い馳せていればいつの間にか夏は終わりあの残暑の夜が夢だったかの様に肌寒い秋の夜が訪れた。そんな秋のある朝、住宅街近くの今では一面が紅葉で埋め尽くされた歩道を歩いていた時何かを踏み付けた。
私には、蛇を踏んだという鮮明な記憶がありました。毒蛇が道にいたことも、足元にいたことも知らなかったのです。通りすがりの見知らぬ人に車を動かしてもらい、致命的な蛇に噛まれそうなところを助けてもらいました。幸い、誰もその蛇を踏んでいなかったので、私には何の被害もありませんでした。
高校最後の英語の授業で、英語の先生がエドワード・アビーというアメリカの有名な作家の話をしていましたが、彼は書き言葉の危険性について書いていました。書かれた言葉の危険性についての彼の意見にとても興味を持ち、”彼は印刷された言葉の危険性も信じているのだろうか?”と考えたことを覚えています。
このように考えているのは私だけではないはずです