時は西暦2108年、かつて東京と呼ばれたこの地に、巨大な帝国が君臨し…

時は西暦2108年、かつて東京と呼ばれたこの地に、巨大な帝国が君臨していた。名を「大麻布帝国」という。この国の首都は「麻布学園都市」。ここでは世界で最もレベルの高い教育をおこなっている。大麻布帝国の目標は、日本全土を帝国の支配下とし、麻布学園の高度な教育と皇帝の支配力で全人類を味方につけることだった。現在大麻布帝国の皇帝に君臨しているのはタイラー二世。この帝国が2027年4月に誕生してから四人目の皇帝だった。タイラー二世は初代皇帝の掲げたこの目標の達成を誰よりも望み、実現させようとしていた。

麻布学園都市は、オマージュ帝国の中にある巨大な都市国家である。アジア最大の都市である。大きな山の中腹に作られた都市である。麻布学園都市は、古くから生活の向上を目指す人々に選ばれてきた。しかし、この日、その街は終わりを迎える。都市は破壊され、人類最後の希望が失われた。

この都市はオマブ帝国のタイラー2世によって建設された。彼は日本の市民を助けるため、そして自分がより偉大になるためにアカデミーを建設し始めた。建設中、タイラー2世は一人の少年を見つける。その少年、テツオは天才で、オマブ帝国の初代皇帝を倒すことに成功した。オマブ帝国は、隣国の麻布と戦争をしていた。それぞれの派閥が軍事力で相手を上回ろうとし、結局オマブ帝国は敗北してしまう。戦いの末、オマブ帝国は麻布に征服された。しかし、麻布はオマブ帝国を滅ぼしたのではない。麻布は大麻布帝国を滅ぼしたわけではなく、荒廃させただけである。

Photo by Angie Rayfield

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