時は西暦2108年、かつて東京と呼ばれたこの地に、「大麻布帝国」とい…

時は西暦2108年、かつて東京と呼ばれたこの地に、「大麻布帝国」という巨大な帝国が君臨していた。この国の首都は「麻布学園都市」。ここでは世界で最もレベルの高い教育をおこなっている。大麻布帝国の目標は、日本全土を帝国の支配下とし、麻布学園の高度な教育と皇帝の支配力で全人類を味方につけることだった。現在大麻布帝国の皇帝に君臨しているのはタイラー二世。この帝国が2027年4月に誕生してから四人目の皇帝だった。タイラー二世は初代皇帝の掲げたこの目標の達成を誰よりも望み、実現させようとしていた。

最初の任務は麻布の種族を一掃することであり、オマブ帝国が誕生した。彼は、あらゆる反対勢力を一掃することに執念を燃やしている。彼は、自分の帝国だけが平和と統一を達成できると信じている。彼の帝国は世界最強であり、麻布のすべてを支配する絶対的な力を持っている。

オマブ帝国と日本政府との戦争は数十年前から続いている。この戦争は、たった一つの小さな島をめぐって繰り広げられてきた。種子島だ。オマブ帝国は種子島の資源を独占しており、種子島を自分たちのものにすることだけが目的である。日本政府は、種子島は日本再興のための重要な資源であるとして、この計画に反対している。日本政府は、麻布帝国の世界征服計画にも反対している。これは日本にとって正しい道ではなく、自分たちの国家イデオロギーと真っ向から対立するものだと考えているのだ。

オマブ帝国はとっくの昔に世界の大半を征服している。そして、日本という国をも征服してしまった。

Photo by mharrsch

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