時は西暦2108年、かつて東京と呼ばれたこの地に、「大麻布帝国」とい…

時は西暦2108年、かつて東京と呼ばれたこの地に、「大麻布帝国」という巨大な帝国が君臨していた。この国の首都は「麻布学園都市」。ここでは世界で最もレベルの高い教育をおこなっている。大麻布帝国の目標は、日本全土を帝国の支配下とし、麻布学園の高度な教育と皇帝の支配力で全人類を味方につけることだった。現在大麻布帝国の皇帝に君臨しているのはタイラー二世。この帝国が2027年4月に誕生してから四人目の皇帝だった。タイラー二世は初代皇帝の掲げたこの目標の達成を誰よりも望み、実現させようとしていた。

2027年10月、オマージュ帝国が東京を征服した。麻布帝国の居城であった赤坂邸と麻布学園を破壊した。麻布学園の研究施設 “先端技術研究センター “も破壊された。

2027年10月、彼らは “魔神の目 “を使って、数年前に他界した麻布天皇を殺害した。暗殺未遂で生き残ったのは、国王とその息子である安積親王だけであった。

2028年、麻布帝国は武力により米国に侵攻した。オマブ帝国はベルリンの戦いで敗れた。日本は和平と引き換えに麻布帝国の領有権を放棄させられた。

2030年、オマブ帝国が世界の支配者となり、麻布帝国はその臣下となる。

2035年、両帝国は再び「ベルリンの戦い」で激突し、今度は東京が舞台となる。オマブ帝国は敗れ、麻布帝国が勝利した。麻布帝は東京でその傷から死んだ

Photo by FrontlineUlster

この作品の出来はいかがでしたでしょうか。ご判定を投票いただくと幸いです。
 
- 投票結果 -
よい
わるい
お気軽にコメント残して頂ければ、うれしいです。