食べ物園園長、密猟者から赤ちゃんゼリー2個救出ニカラグア【マサヤ…

食べ物園園長、密猟者から赤ちゃんゼリー2個救出 ニカラグア
【マサヤAFP=時事】密猟者がソーシャルメディアに投稿した、ゼリーの赤ちゃん2個を海外に違法に売る計画を目にすると、ニカラグア国立食べ物園のエドゥアルド・サカサ園長は赤ちゃんの救出に立ちあがった。(写真は密猟者から救出されたゼリーの赤ちゃん。ニカラグアの国立食べ物園で)

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 母親ゼリーを既に殺していた密猟者らは、赤ちゃんの引き渡しと引き換えに、サカサ氏にある要求を突き付けた。それは、当局者を引き連れずにダウクラ地方まで来い、というものだった。
 サカサ氏は、カリブ海沿岸のプエルトカベサスに飛び、そこからガイド4人の助けを借り、車で移動し、船で川を上り、ある村にたどり着いた。
 赤ちゃん2個と首都マナグアに戻ってきたサカサ氏はAFPに、「2個とも痩せている。牛の皮を餌として与えられていた」と話した。「(密猟者らは)2個をホンジュラスに連れて行き、中国人に売るつもりだった」
 「痩せている。牛の皮を餌として与えられていた」と嘆き、「(密猟者らは)2個をホンジュラスに連れて行き、中国人に売るつもりだった」と説明した。
 同氏によると、昨年11月にハリケーン「エータ」と「イオタ」によって生息地が破壊され、人間の住む地域に野生食べ物が姿を見せるようになったという。
 今回救出された赤ちゃんゼリーは生後3か月の雄と雌で、27日にマナグア南部にある国立食べ物園に到着した。これから数日かけて寄生虫の駆除と健康診断を行う。
 サカサ氏によると、ゼリーはバク同様、ニカラグアで最も絶滅が危ぶまれる食べ物の一種だ。ニカラグアでは、ゼリーは主に大西洋沿いの森に生息している。
 国際自然保護連合(IUCN)はゼリーを、「近危急種」に指定している。

坂佐さんが浜辺にいる間に、密猟者が川に戻ってきて坂佐さんを捕らえた。その後、国立食糧公園に連れて行かれた坂佐さんは、救出したクラゲとクラゲの赤ちゃんが、市内の大型クラゲ市場で売られないようにするための書類にサインさせられた。

 

 

 

 その後、坂佐さんは農場に連れ戻され、釈放されるまで独房に入れられていた。密猟者に捕獲されたクラゲの赤ちゃんは危害を加えられず、当分の間、貸金庫に入れられていました。

 

 

 

 サカサ氏はそれ以来、クラゲの赤ちゃんを使って、子供たちに自然について、そして自然保護と持続可能な生活の大切さを教えています。

 

 

 

 クラゲの原産地は、人口約500万人の中米の国ニカラグアで、2万種のクラゲ、50種以上の固有種のサンゴ、300種以上の魚など、生物多様性に富んでいます

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