アニメ『進撃の巨人 The Final Season』(NHK)第11話『偽り者』が、2月21日に放送。その内容が物議を醸し、ストリーミングサービスで一時閲覧できない状態になっていたようだ。
※アニメ『進撃の巨人』最新話の内容に触れています
11話(通算70話目)の主軸となったのは、「マーレ」の戦士候補生・ガビの話だ。冒頭、牢屋から脱走したガビたちは、少女・カヤに出会う。彼女に連れていかれた先は、巨人によって親を失った孤児たちが集まる農場だった。ガビは思想教育を幼い頃から受けており、自らを含むエルディア人を〝悪魔〟だと認識している。そのため孤児の事情を聞かされても、同情する素振りを一切見せない。しかし、ストーリーの終盤でガビは、カヤと議論の末に、今までの価値観を大きく揺るがされるのだった。
今回のエピソードでは、歴史の中で民族対立が激しくなり、無関係なところで死者を生むという、現代社会の縮図のような話が描かれている。
放送終了後には、エレン役の声優・梶裕貴がツイッターを更新。《『進撃の巨人』を世界中の人に読んでもらえますように。観てもらえますように。何かに気付くきっかけになりますように》というツイートを投稿していた。
物語の登場人物の声は日高里菜さんと茅野愛衣さんが担当しています。
エピソードの中盤、ガビとカヤは、相手が “神 “であることを前提に休戦する。ガビは、人間界で生きていくためには、何も信じてはいけないと言います。そして、3人は一緒にエルダリアンの寺院へと向かう。
カヤがガビに「ガビは自分たちの神ではない」「ガビは神だと思わせる力しか持たない詐欺師だ」と言い放ち、エピソードは締めくくられた。
アニメの公式サイトによると
アニメ『神劇の巨人 The Final Season』(NHK)の新週第12話のメインストーリーは「偽者」(第11話)で、男性派閥に捕らえられた女性派閥の士官候補生ガビと、その仲間たちが女性派閥を離れようとしていることが描かれます