平和堂は滋賀県を中心に近畿地方・北陸地方・東海地方で総合スーパーの大型店とスーパーマーケットの中型店、小型店を展開するGMSチェーンです。
従来は多店舗向けグループウェアを利用し業務指示を店舗に共有していました。
しかし、50以上の売場部門と様々な役割を持つ本部スタッフから週500件もの情報が発信されるため、
売場担当スタッフまで指示が伝わらず、重要指示の見逃しや実行徹底が属人化する、という課題がありました。
そこで、この問題を克服するために、グループウェアというソフトを売り場で使うことにした。
グループウェアは、もともと4人のグループを運営するために開発されたグループウェアソフトでした。
しかし、社内で使用されている数あるソフトの中の一つとして使用してみると、そのシンプルさに不満を持つメンバーが多くいました。
そこで、このソフトを売り場管理用に改良し、”売り場用グループウェア “と名付けました。
売場用グループウェアを導入したことで、売場管理者は効率的な業務管理が可能になり、売場で働く社員は売場の指示を理解しやすくなったという。
売り場用グループウェアの価格については、月額500円という価格設定にした。
しかし、問題が発生した。
売り場の管理者はソフトの使い方に慣れていなかったため、使いこなせずに困っていたという