むかし、むかし、あるところに、おじいさんとおばあさんがありました。まいにち、おじいさんは山へしば刈かりに、おばあさんは川へ洗濯せんたくに行きました。
ある日、おばあさんが、川のそばで、せっせと洗濯せんたくをしていますと、川上かわかみから、大きな桃ももが一つ、
「ドンブラコッコ、スッコッコ。
ドンブラコッコ、スッコッコ。」
と流ながれて来きました。
「おやおや、これはみごとな桃ももだこと。おじいさんへのおみやげに、どれどれ、うちへ持もって帰かえりましょう。」
おばあさんは、そう言いいながら、腰こしをかがめて桃ももを取とろうとしましたが、遠とおくって手がとどきません。おばあさんはそこで、
「あっちの水みいずは、かあらいぞ。
こっちの水みいずは、ああまいぞ。
かあらい水みいずは、よけて来こい。
ああまい水みいずに、よって来こい。
と歌うたいながら、手をたたきました。すると桃ももはまた、
「ドンブラコッコ、スッコッコ。
ドンブラコッコ、スッコッコ。」
といいながら、おばあさんの前まえへ流ながれて来きました。おばあさんはにこにこしながら、
「早はやくおじいさんと二人ふたりで分わけて食たべましょう。」
と言いって、桃ももをひろい上あげて、洗濯物せんたくものといっしょにたらいの中に入いれて、えっちら、おっちら、かかえておうちへ帰かえりました。
優しくしてくれたとかそういうことではなくて
そう言っていた。
祖母の口がゆれた。
祖母は身をかがめて桃を拾おうとしましたが、桃は遠くて手が届きませんでした。そして彼女は言いました
でも、桃は遠くて手が届かなかった。
こちらの水は甘すぎる。
ざらざらしすぎた水を捨てろ.iro
桃は遠くて手が届かなかった。祖母は桃を拾おうと身をかがめましたが 桃は遠くにありすぎて手が届きませんでした そして彼女は言いました
でも、桃は遠くて手が届かなかった。
こちらの水は甘すぎる。
荒れすぎた水をどうにかしてください.iro
祖母は身をかがめて桃を拾おうとしましたが、桃は遠くて手が届きませんでした。そして彼女は言った
でも、桃は遠くて手が届かなかった。
この中の水が甘すぎる