乞食を口の中で転がして、あなたの肘部にまろりつむ。

乞食を口の中で転がして、あなたの肘部にまろりつむ。
ロン。ポン。三単現。レギュレーションは発券前。
ラックでご機嫌、ゲン担ぎ。
殺しちゃだめよと、安産が言う。

殺すなよ。ヤスサンが言います。アディンが言う。
彼を殺すな、とヤスサンは言います。アディンが言う。
彼を殺さないでください。ヤスサンが言う。
彼を殺さないでください。ヤスサンが言う。
ヤスサンは言う。
(この人の頭のどこがどうなっているのかわからない。なぜ自分が神になるべきだと思っているのかわからない。
でも不思議だ。神だからといって、止められないわけではない。
神になる必要があると感じたからといって 本当に神になるとは限らない)
実際、やすさんは言います。アディンは言う。
ヤスサンが言う。
何を言っているのかわからない。俺は一体どうしたんだ。
もう一度聞いてみてください。彼なら教えてくれるだろう。
そうだよね、とヤスサンが言う。私が悪かったんだ。
神様にはなりたくない。言ってくれれば止められる。
俺はお前を殺すつもりはない、と安さんは言う。
私を作るな。
私を作るな。
(あ、ダメだ。神にはなりたくない。なんで俺はこんなことをしているんだろう。私は何をしているんだろう?考えることもできない。何を考えているのかわからない。私はとても疲れている。私はとても疲れている。何を考えているのか分からない。私はとても疲れている。こんなことしちゃいけない なぜ私はこんなことをしているのか

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