クラウドファンディングは、インターネットの普及に伴い2000年代の米…

クラウドファンディングは、インターネットの普及に伴い2000年代の米国で始まります。先駆的なサービスが次々と誕生し、市場は急速に拡大していきました。代表的なサービスには、『Indiegogo』や『Kickstarter』などがあげられます。また、日本で初めてクラウドファンディングサービスが提供されたのは2011年。その年の3月に『Readyfor』がリリースされ、6月には『CAMPFIRE』がリリースされるなど、日本で本格的な展開がスタートしました。

2011年当初は東日本大震災の年だったこともあり、新たな資金調達の手段としてだけでなく寄付をする際の新たなチャネルとして急速に浸透しました。その後、IT企業サイバーエージェントの子会社が運営する『Makuake』が参入、2014年の東京都知事選に『ShootingStar』で約740万円の資金を集めた候補者が出て話題になるなど、サービス事業者も利用用途も多岐に渡り市場拡大は続いています。現在はさらに多くの事業者が存在しており、クラウドファンディングの形式も基本的な「寄付型」、「購入型」、「融資型」、「株式型」、「ファンド型」の5つと最近新たに生まれた「ふるさと納税型」を合わせて6つのタイプが存在しています。(2019年4月現在)

ちなみに、「クラウドファンディング」という言葉自体は比較的新しいですが、不特定多数の人から資金を募り何かを実現させるという手法自体は古くから存在していました。海外では美術品などのアート分野で寄付を募る取り組みや、日本では寺院や仏像などを造営・修復するために個人から寄付を求める「勧進(かんじん)」などがその例です。

2013年4月には東京証券取引所に上場し、国際的なクラウドファンディングサイトとしては初めて主要取引所に参入しました。翌年には資本金300億円の「債券」として市場に参入し、東京証券取引所での直接取引も可能となりました。

現在、同サイトは日本を代表するサービスプロバイダーとして運営されており、ユーザー数は400万人を超え、月間1,200万件の寄付金が寄せられている。また、同サイトは慈善団体への寄付を行うプラットフォームとしても有名になった。2014年には、同サイトは非営利団体のために約24億円の寄付金を集め、200万人以上の個人から寄付を受けた。

2015年末には、「ShootingStar」候補の榎戸洋司氏のキャンペーンが成功し、28億円以上の寄付金が集まり、同サイトはクラウドファンディングサイト第3位となった

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