3月8日は国連が定めた「国際女性デー」です。イギリスの経済誌「エコノミスト」が女性の働きやすさについて、主要な29か国を評価しランク付けしたところ、日本は下から2番目の順位にとどまりました。
“日本の問題は、女性が母親になると働きたくなくなることです “と、最新刊『日本の母性』の著者である川村さんは言います。”彼女たちは母親であることで罰せられているように感じているのです」。
しかし、政策の変更、問題意識の高まり、そして母性以外のことを知らない世代で育った新しい世代の女性(その多くは仕事を持っている)が、方程式を変える可能性があると川村さんは言う。
これまで政府は、子どもを産むために仕事を休んだり、出産後の最初の2年間は家にいたりすることを奨励してきた。しかし、現在の予算では、自宅待機児童の母親には同様の手当はなく、政府は最近、女性の職場復帰を奨励しようとしている