SKHynixは3月8日、メモリ容量18GBのLPDDR5モバイルDRAMの量産を開始…

SK Hynixは3月8日、メモリ容量18GBのLPDDR5モバイルDRAMの量産を開始したと発表した。

同製品のデータ転送速度は既存のモバイルDRAM(データ転送速度5500MbpsのLPDDR5)と比べて約20%高速となる最大6400Mbpsで動作可能であり、主にプレミアムスマートフォン(スマホ)に搭載され、高解像度ならびに高品質な動画やゲームに適した環境をサポートすると同社では説明しているほか、高性能カメラや人工知能(AI)などを活用したアプリケーションの拡大にもつながるとしている。

SK Hynixは、同社の新しい18GB LPDDR5モバイルDRAMが、同社の新しい高帯域幅(HB)メモリ技術をベースにしていることを明らかにした。SK Hynixは、このメモリは、その結果、グラフィックスチップの最も人気があり、最も有利なアプリケーションである3Dゲーミング、VR、ARなどのグラフィックス集約的なアプリケーションの品質を低下させないと付け加えている。

また、新しい18GBのLPDDR5モバイルDRAMは、公称電圧1.9V(最大1.9V)のLPDDR5Xを搭載した世界初のメモリとなる。同社はさらに、LPDDR5Xは公称電圧1.9VでLPDDR5よりも20%高速であることから、拡張データ転送速度でも同じ性能を発揮するはずだと説明している。

SK Hynixのモバイル向けHBM2ソリューションは、同社の新しいLPDDR5モバイルDRAMに完全に実装される。SK Hynixはまた、同社のHBM2ソリューションは、次の段階で準備が整うと付け加えた。

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