昔々、あるところに、兎と亀がおりました。「おいら、かけっこは だれにも 負けないんだ」と兎は得意そうに言いました。「僕だって、負けないように頑張るよ」と亀も言いました。「それなら、あの山の頂上まで勝負しよう」と兎は言いました。熊やリスや狐や鳥も応援に来ました。「いちについて ようい どん!」
二人のランナーはひたすら走り続ける。しばらくすると、亀がリードするようになりました。”さあ、トップを目指そう、そうすれば私はレースを終えることができる” しかし、うさぎはあきらめませんでした。でも、うさぎはあきらめません。”もし、上に行けなかったらどうするの?”と聞きました。カメは、「君が成功するかどうかはわからないよ。でも、できたら競争しよう」と言いました。そこで、うさぎは再び走り出しました。”そんなの面白くないよ! 斜面でのレースは好きじゃないんだ」。そこで、カメはレースをあきらめました。”もう勝てないよ”
“それでいいよ” うさぎは言いました “私はレースをしたくありません。疲れたよ」。
“僕も疲れてないよ” と亀は言いました。”何か食べに行かなくちゃ” “でも、もし私があなたに追いついたら?” と、うさぎは尋ねました。カメは、「このままずっと山を下りていこう。そしたらまた競争しよう」と言いました。そこで、うさぎは山の上に戻りました。
“あのね” “今はあなたの姿が見えないのよ” と言いました。
“え?ずるいよ!」とカメは言いました。
“じゃあ、僕も不公平だなんて言わないでよ!” とウサギは言いました。