試合を終えて家路へ向かうサッカー部員達。
疲れからか、不幸にも黒塗りの高級車に追突してしまう。
後輩をかばいすべての責任を負った三浦に対し、
車の主、暴力団員谷岡が言い渡した示談の条件とは・・・。
しばらくすると、谷岡はキレて、三浦を車の後部座席に放り込んでしまう。
この時から、少しずつ…。
“オイ、一人で出歩くなよ! 牢屋に入れられちまうぞ！」。
三浦がまだ後部座席に座っている間に、黒い車のエンジンが回り始める。
一方の三浦はトランクに閉じ込められている。
黒塗りの車が走り去るのを、ミラ様や他のサッカー選手たちは見ているしかない。
車の持ち主はまだ三浦に怒っているが、三浦は疲れきっていてどうしたらいいのかわからない…。
“ミラ様、私を行かせてください。私は大丈夫ですから。”
黒塗りの車は三浦から数メートル離れたところで止まるが、三浦が反応する前に道路に放り出されてしまう。
三浦が意識を失っている間に、三浦の体は盗まれ、盗まれた車と一緒に車から引きずり出される