あれが最後の月曜日だった。

あれが最後の月曜日だった。
日曜の夜、また1週間が始まることにうんざりしていた。
もう月曜日なんていらない。
仕事へ行きたくない。
自分が好きな人間以外ともう関わりたくない。
可愛い動物だけを見ていたい。
強い浦和レッズしか観たくない。
本を読んで過ごしたい。
音楽を、アルバムを通しで聴いて楽しむ時間がもっと欲しい。
月曜日なんていらない。
そう強く望んで眠った。

自分がやったことが信じられない。
もう一度やり直す時間はない。
私は家に帰る。
私は家に帰ります。
私は家に帰る。
私は家に帰る
私は家に帰る。
アニメを見るために家に帰る。
ボーイフレンドと過ごすために家に帰る。
家に帰ります。
疲れを全く感じずに眠りにつく。
それがフライト前の朝。
何もかもが変わった気がした。
悲しいと思わなくなっていた。
私は今、永久に家に帰る。
私は家に帰る。
私は家に帰る。
それは美しい光景だった。
私は帰るときに友人たちの姿を想像することができました。
彼らは皆、笑顔だった。
彼らは行きたくなかったのですが、そうするのが正しいことなのです。
私は家に帰って友達ともっと一緒に過ごします。
私は家に帰ります。

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