警備員は部屋に入るなり、凄惨な光景に思わず悲鳴をあげた。

警備員は部屋に入るなり、凄惨な光景に思わず悲鳴をあげた。壁に飛び散った血しぶき、目を見開き絶命した松田……。鈍器で殴られたのだろう。頭部は陥没し、簀巻きにされた布団からはどす黒い血が流れている。近くには若い3人の女性の姿が。室内の目ぼしい品物や現金を、大慌てで袋詰めしていたーー。

駆けつけた警備員は、松田の遺体を抱えて車に乗せた。

この事件の後、松田の遺体は病院に運ばれた。病院ではベッドに寝かされ、検死が行われた。解剖には光高警察署長をはじめとする警察官が立ち会った。

後に2つの鈍器で殺害されたことが判明した遺体を解剖すると、左胸に1つの刺し傷があった。これは、彼の心臓が発見された場所ではありませんでした。

警察は当初、この男性がお金を盗む過程で国籍不明の男に襲われたと主張していたが、検死の結果、地元住民に殺害されたことが明らかになった。

そこで警察は、松田の遺体の引き渡しを依頼。自白書にサインするように言われた。しかし、この自白は裁判所の記録には残らず、警察は岩手県の警察署長に提出した。

その警察署長は、当時、警視庁の下級警察官だった。歓迎された。

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