建築物に限らず、モノのデザインには単なる「見た目の良さ」だけでは…

建築物に限らず、モノのデザインには単なる「見た目の良さ」だけではなく必ず「そのような見た目になった理由」があります。
デザインの理由は、そのモノの機能やコンセプトと密接に結びついた重要なものです。
デザインにおいては「機能」と「装飾」は一体となっていて、切り離して考える事は出来ません。
これを「機能と装飾の二元性」ということにしましょう。
また、デザインは
快適性、経済性、環境性
の3要件をバランス良く満たさねばなりません。

ファッションとは素材を使うことであり、デザインとはその真逆のものです。
つまり、デザインとは、素材と機能の関係を意味します。
デザインと機能は正反対のものです。
それぞれの目的は、「違うこと、役に立つこと」です。
違うこと、役に立つこと」とはどういうことか。
どんなタイプのクルマであっても、それはクルマではなく、人や集団の表現であることに気づくでしょう。
車は、ある機能を果たすために材料を使います。走ることが目的であれば、素材を使って車を作る。
人を運ぶことが目的であれば、使う素材は異なる。
快適に過ごすことが目的であれば、機能固有の特徴を実現するために素材固有の特徴が使われます。
デザインでは、素材と機能の関係性がデザインです。
素材と機能の関係でデザインをすることは不可能です。

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