寿司屋のラーメンは最強説？
回転ずしの「くら寿司」では、安くておいしい寿司を提供するだけでなく、
サイドメニューにも力を入れている。特に最近は、ラーメンに注目が集まっている。どうしても残ってしまう魚の頭や形の悪い魚などから出汁をとったそのスープは、魚介のうまみを凝縮したさっぱりとした後味で、人気となっている。また食べ残し削減にも繋がるため、寿司屋のラーメンは最強といえるであろう。
くら寿司」の寿司職人たち。
中村
東京で生まれ、筑波大学で学んだ中村さん。魚河岸での就職を経て、”変化 “を求めて上京した。東京の寿司職人は、基本的な寿司の作り方しか知らなかった。中村さんは自分で料理をするようになり、その後、”中村料理研究所 “という料理学校を設立した。
得意料理は「マグロの刺身」（カツオの寿司）と「鶏の刺身」（バラの寿司）。
寿司も好きだが、料理も好きだという。目指すべき資質として、”おいしいものを作れること “を挙げている。
中村さんの座右の銘は、”刺身は扇風機のあるキッチンで湯煎で調理すること”。
中村さんの料理スタイル。
刺身は扇風機のあるキッチンで湯煎で調理すること。作り方は、カツレツ寿司を用意してから、熱湯を張った鍋に入れ、カツレツができたら鍋をお湯から出します。上質なまな板と目の細かい包丁を使うことが大切だ