提督、お忙しいのにお時間頂いてすみません。

提督、お忙しいのにお時間頂いてすみません。実はかねてより申し上げたかったことがあって…
皆さん、能代が阿賀野姉の世話係だと思ってるみたいですけれど、能代は…本当は…提督のお世話をしてもいいかなって、思って……
本当にっ!?  夢のようです! 提督! 能代、ずっと頑張ります!!
提督、あの、阿賀野姉ぇ見なかっ…ああ、提督、お疲れではないですかっ?! 顔色が良くないです。ダメです、座って! いまお薬持ってきますね。待ってて下さい。

能代は椅子に座っていて、その隣には提督が椅子に座っていた。
「能代さん、お久しぶりです。お元気でしたか?
「大丈夫です。実は、前々からこの話をしたかったんですが…」。
「そうなんですか?何を?何を言いたいんだ?
「あなたが知っているかどうかはわかりませんが…」
「あなたのお母さんは、どんな人なの?」
「申し訳ありません、提督。もっと早くに伝えられなくて…」。
「そうですか。そうなんだ」。
「彼女は私の母ですか?」
「ええ、ザイン王の娘で、私の祖母です」
「それはすごいですね。」
「何とお返ししていいかわかりません…」
提督、彼女は本当にすごいです。
「そうですか。では、すぐにお話ししますね。」
「そうなんですか・・・」
「気にしないでください。それは、能代さんが最近大変な思いをしていて、そんな姿を見たくないから……僕が面倒を見てあげたいから」。
「はぁ…!?提督、ありがとうございます!」。
提督はホッとしたようだ。
「あの…。能代…お前が幼い頃、お前の母親は貴族だった

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