とある出来事を発端にネット炎上を引き起こし、引きこもりの身となっ…

とある出来事を発端にネット炎上を引き起こし、引きこもりの身となったH少年。
彼は自分の犯した過ちを無きものにするために、己の人生を賭する決意した。
彼が選んだ選択は、時間跳躍の研究――<タイムマシン>を開発し過去へ遡ることだった。
そして50年の月日を経てようやく完成・・・実験は成功だった。
2012年3月7日、午前0時・・・すべてが崩れ去る前の、まだ平和だった懐かしいあの日・・・。
しかし彼はふと気づく。あの日のH少年の道を正すこと、それはつまり、今の自分の存在を否定するということに。
だから今、僕はここにいる―――
その時、Hが選んだ答えとは。

“自分と自分の周りの人を守ることを選んだ…”
“あきらめたということですか?生きる可能性を諦めたということ?”
“それが悪い結果を招くことは分かっていた。あなたのようなモンスターになってしまうことがわかっていたからです」。
“あなたはどんな怪物ですか?あなたは何者?」
“僕はもう存在しない少年だ もう存在していない少年だ”
“私が存在しないと言うあなたは誰ですか?”
“存在したくても存在しなかったのだから、存在するとは言えない。私は存在したいから存在しているだけだ」。
“でも、たとえそうしたくても…”
“私の存在はあなたからではない。私が存在したいと思うからこそ、私は存在できるのです。”  
“・・・では、あなたは・・・?”
“僕はH君だ”
彼の目は真っ赤になりました。彼は驚いたが、それを止めることができなかった。
“怒ったり、悲しんだりするのかと思っていました。でも、まさかこんなに幸せになるとは思いませんでした。”
“私は世界に良い未来を与えます

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