とある出来事を発端にネット炎上を引き起こし、引きこもりの身となったH少年。
彼は自分の犯した過ちを無きものにするために、己の人生を賭する決意した。
彼が選んだ選択は、時間跳躍の研究――<タイムマシン>を開発し過去へ遡ることだった。
そして50年の月日を経てようやく完成・・・実験は成功だった。
2012年3月7日、午前0時・・・すべてが崩れ去る前の、まだ平和だった懐かしいあの日・・・。
しかし彼はふと気づく。あの日のH少年の道を正すこと、それはつまり、今の自分の存在を否定するということに。
だから今、僕はここにいる―――
その時、Hが選んだ答えとは。
リューク
[・・・]リク
彼は過去の記憶を生きなければならず、それは彼が再び生きるために強いられたことなのだ。
彼は過去の出来事を見たいと思っているが、それを思い出すことはできない。彼は前後左右にしか動けない。彼はランダムな間隔で時間軸を移動することを余儀なくされる。
リケラリケラリケラ
このような生活が1日続いた後、H-boyはこの状況から抜け出す方法を見つけようとする。彼は家に帰る方法を探すことにした…。
しかし、50年の研究の末に作ったタイムトラベルマシンは、もはや機能していなかった