提督、お忙しいのにお時間頂いてすみません。

提督、お忙しいのにお時間頂いてすみません。実はかねてより申し上げたかったことがあって…
皆さん、能代が阿賀野姉の世話係だと思ってるみたいですけれど、能代は…本当は…提督のお世話をしてもいいかなって、思って……
本当にっ!?  夢のようです! 提督! 能代、ずっと頑張ります!!
提督、あの、阿賀野姉ぇ見なかっ…ああ、提督、お疲れではないですかっ?! 顔色が良くないです。ダメです、座って! いまお薬持ってきますね。待ってて下さい。

能代さん、あなたがここにいるということは、提督が生きているということです。私はそれを確信している。
提督は、心配そうな表情で能代を見た。
「 ああ、能代さんは俺のことを心配してくれているんだな。」
「 そうなんですか?」
「 ただ、この船のメンバーで見たことがないのはあなただけですよね?」
「 ふむ。」
「 申し訳ありません。」
「 あなたは…本当に、本当にごめんなさい。」
「 …? 」
「 あなたに全てを任せてしまって…ごめんなさい。」
「 ああ、提督、残念でしたね。」
「 いや、自分の役割を果たせて本当に良かった。」
「 君ならうまくやれると思うよ。」
「 どうもありがとうございました。」
能代は深々と頭を下げた。
「 能代さんはとても謙虚ですね。」
「 そうですね」。
能代は、阿賀野さんが自分を支えてくれたことへの感謝の気持ちを表していることに驚きました。
「 大丈夫ですよ。」
「 いや、彼の身に起こったことを考えると、私はひどいと思います。」
「 … 」
「 彼を救ったのは能代だった。」
「 ああ」
「 結局、能代が彼を救ったんですね。」
能代は悔しさで顔を赤くした。
「でも、本当によかったよ。

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