二人の若い紳士しんしが、すっかりイギリスの兵隊のかたちをして、ぴ…

二人の若い紳士しんしが、すっかりイギリスの兵隊のかたちをして、ぴかぴかする鉄砲てっぽうをかついで、白熊しろくまのような犬を二疋ひきつれて、だいぶ山奥やまおくの、木の葉のかさかさしたとこを、こんなことを云いいながら、あるいておりました。
「ぜんたい、ここらの山は怪けしからんね。鳥も獣けものも一疋も居やがらん。なんでも構わないから、早くタンタアーンと、やって見たいもんだなあ。」
「鹿しかの黄いろな横っ腹なんぞに、二三発お見舞みまいもうしたら、ずいぶん痛快だろうねえ。くるくるまわって、それからどたっと倒たおれるだろうねえ。」
 それはだいぶの山奥でした。案内してきた専門の鉄砲打ちも、ちょっとまごついて、どこかへ行ってしまったくらいの山奥でした。
 それに、あんまり山が物凄ものすごいので、その白熊のような犬が、二疋いっしょにめまいを起こして、しばらく吠うなって、それから泡あわを吐はいて死んでしまいました。

…….Umu、とても暗いです。地面も見えないし、周りも何も見えません。自分が一体何をしているのか、本当にわからない。この霧は何だ?光源を探しても、何もありません。まるですべてを壁が覆っているかのようだ。ここは一体何なのだろう。考えても考えても、わからない。まるで別の世界にいるような気がする。」 (カズラ)
闇の世界にいるというのは本当なのだろうか?じゃあ、どうやってここから出ればいいんだ?(リリー)
いや、まずはそれを知ってもらわないと。正直なところ、あなたに聞きたいことがあるんです。」 (Kazura)
それは何ですか?(リリー)
「何が起こっているのかわからないという嘘はつきません。」 (Kazura)
知らないのか?(リリー)
これは、私たち二人が蓄えた魔力で作られた世界です。」 (Kazura)
(Kazura) 「なるほど。」 (リリー)
私は彼が何を言いたいのか全くわかりませんでした。本当のことを言っているような気がしたのですが…。
カズラくん、僕はもっとこの場所のことを知りたいんだ

この作品の出来はいかがでしたでしょうか。ご判定を投票いただくと幸いです。
 
- 投票結果 -
よい
わるい
お気軽にコメント残して頂ければ、うれしいです。