高齢者の自宅での手すりを取り付け
60人の高齢者を対象とした調査では、手すりを設置している人はストレスが軽減されていることがわかりました。
American Journal of Geriatric Psychiatry誌は、自宅に手すりを設置した人はストレスが少ないと報告していると指摘しています。
研究者たちは、物理療法やリラクゼーション療法などのストレスに対する治療法よりも、手すりの方がストレス軽減に効果的であることを発見しました。
手すりは、ストレスを軽減し、投薬や医療行為の必要性を減らすことで、高齢者にとって有益であると言われていました。
南カリフォルニア大学で行われたこの研究結果は、American Journal of Geriatric Psychiatry誌の2月号に掲載されました。
手すりについて
研究者たちは、60人の高齢患者と60人の同年齢の対照者を調べました。
そして、ストレスに関するアンケートに答えてもらいました。
その結果、患者と対照群の3分の1が、ストレスをコントロールするために薬が必要だと答えた。
また、家に手すりがある高齢者は、ストレスが少ないと回答していることがわかりました。