この日米合作映画「オルタナティブテスラ」はパラレルワールドの大航海時代(西暦1900年のブダペスト)を舞台としています。その世界観を大いに生かしたストーリーになっています。
ストーリー
主人公は、テスラの世界にある全寮制の学校に通う秋広竜久という少年です。その学校で彼は、同じテスラ人である生徒会長の夏目温子と親しくなる。二人は親友として紹介され、龍久は夏目が主宰するクラブ「テスラ」に所属することになる。ここは、テスラの研究や代々受け継がれてきた知識を専門に学ぶ学校である。この学校を通じて、達久はやがて千紗という女の子と友達になる。
ここからは、”オルタナティブ・テスラ “の世界を知ることになる。
オルタナティブ・テスラの世界でまず気づくのは、テクノロジーがないことだ。主要な建物や使われている車のほとんどが木でできていて、テスラの発明に関係のない技術はほとんどありません。
その中でも特に注目したいのが、テスラが実験室として作った小さな島「クレイドル」の存在だ