朝の日差しを受けて目を覚ますと、そこは見慣れた学校の宿直室だった。

朝の日差しを受けて目を覚ますと、そこは見慣れた学校の宿直室だった。
布団から身を起こし、ぼやけた頭のまま辺りを見渡すと、テーブルの上に焼いたパンとサラダ、スープが用意してある。
そしてサラダを持った皿の下に、女の子っぽいコロコロした字で書かれたメモが一枚。

そのノートを開くと、写真と同じ女の子らしい文字で、今度は少し読みやすい、しかしシンプルな文字で書かれていた。
「おはようございます。よく眠れましたか?私はあなたにミッションを持っています。鏡の前で身支度をしてくれないか?一日、私のふりをしてほしいのです。いろんなことを試してみてほしい」。
試すことがたくさんありました。
ミッションは、たくさんのことを試してどれがいいのかを確認することでした。
シンプルだけど大切なお願いでした。
私はゆっくりと立ち上がって、鏡の前に行きました。
気がつくと、その鏡は以前のものと全く同じになっていた。
唯一の違いは、ドレッシングルームにある鏡ではなく、鏡があることでした。
脱衣所の鏡は、鏡のようになっていて、片面には私が映っていて、もう片面には鏡が映っていました。
しかし、ドレッシングルームの鏡は、私の部屋の鏡よりもずっと大きかったのです。
「今のものと比べるとかなり小さいですね・・・」

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