今日は散々な1日だった。なぜかというと、朝から寝癖がひどく、直しても直してもなかなか直らなかったからだ。いつもだったら寝癖など気にならないが、今日は人生で初めての大切なデートがある。こんな日に限ってなぜ悪いスタートなのだろう。支度を終わらせてすぐにデート先に向かう
“準備をしているので、何か飲み物を持ってきてくれませんか?自分で飲み物を作ってどこかに行くよ”
“もちろん、お酒を飲んで座っていれば、すぐに行きますよ。”
“わかった、ちょっと待ってて”
私はリビングに行き、ジュースを手にして、デートの相手の隣に座った。
“で、今夜は誰か女の子を呼ぶ予定なの?”
“そうだね、今夜はいっぱい遊ぼうね”
“どうでもいいんだけど、ちょっと手伝ってほしいことがあるんだ。”
“何を助けて欲しいんだ?”
“今夜、僕の家に来て、何か手伝ってくれないかなと思って…”
“どういうことですか?”
“あなたのコンピュータを使って 私のコンピュータのために何かをさせてもらえないかと思って”
“どういうことですか?”
“あなたのコンピュータにプログラムをダウンロードして、インターネット接続を別のものに変更したいのです