被災地では、カップラーメンやおにぎり、パンなどの炭水化物や塩分の多い食事に偏りがちです。
しかし、このような「栄養の偏った食事」を続けていると、
塩分の摂りすぎ(塩分過多)
ビタミンの欠乏
たんぱく質不足
炭水化物過多等により、さまざまな健康トラブルが生じるおそれがあります。<発生する可能性のある健康トラブル>
便秘
血糖コントロール困難
高血圧
食欲不振
低栄養による筋力の低下など
<塩分・ビタミン不足による健康障害ではないと思われるもの
心臓疾患
高血中コレステロール
高血糖
肝不全、腎不全
精神的、生理的な問題
筋肉の痛みや痙攣
皮膚疾患
筋力低下
心臓弁の後遺症
<塩分・ビタミン欠乏症が危険な理由
<塩分とビタミンの欠乏
塩は私たちの食生活に欠かせないミネラルであり、ビタミンやミネラルの供給源でもあります。塩分や特定の種類の塩分を摂りすぎると、深刻な問題を引き起こす可能性があります。
ナトリウムは、毎日補給しなければならない非常に必要なミネラルですが、汗や尿などの体液によって塩分が失われます。そのため、塩分が不足すると、食べる量は増えても、塩分をうまく補うことができなくなります。塩分を摂りすぎると、脱水症状になります。なぜ脱水症状になるかというと、体に十分なナトリウムが入ってこないからです。そのため、汗をかいて水分を失いすぎてしまうのです