米欧主要紙などが加盟する業界団体は20日、米アップルのクック最高…

米欧主要紙などが加盟する業界団体は20日、米アップルのクック最高経営責任者(CEO)に書簡を送り、アプリ販売市場「アップストア」の契約を見直し、購読料にかかる手数料の引き下げ交渉を求める方針を示した。

“デジタル広告市場のリーダーであるアップルは、出版社とより良い条件を交渉するための大きな影響力を持っています」と、米国新聞協会は声明を発表しました。

米国の大手新聞社の一部を代表する同協会は、「潜在的な変化がエコシステムに与える影響」を懸念していると述べています。出版社は、代替モデルをとることによる潜在的なリスクと報酬を考慮しながら、自社のビジネスモデルを慎重に検討する必要があるでしょう。”

なお、アップル社はコメントの要請に応じていません。

これまでアップル社は、年間売上高が10億ドル以上の出版社に対し、記事単位の料金を支払うよう求めてきましたが、これは出版社がグーグルやアマゾンなどの他のオンライン小売業者から支払う記事単位の料金1.75ドルよりも低いものでした。

アップル社がこの料金を変更することは、出版社にとって好都合であると同時に、ウェブ検索広告をめぐってグーグル社と争うアップル社にとっても有利に働く可能性があります。アップル社は、検索結果の横に表示されるモバイル広告に料金を支払うよう、出版社を説得しようとしています。

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