アメリカの精神科医フランクリン・アーンスト氏が1971年に考案した「OK Corral(OK牧場)」という4つの対人関係におけるポジションを示しました。その4つのポジションとは下記の通りです。人はどれか一つのポジションに止まり続けるのではなく、思考の状態によって4つのポジションを移動していきます。「OK牧場」は、フランクリン・アーンストさんが、こうした考え方の移り変わりを視覚的に表す方法として考案されたものです。
OK牧場」は、4人の人間がテーブルを囲んで座り、それぞれが異なる色のシャツを着ているセットです。それぞれの人は反対の方向を向いていて、シャツはその人の心の状態を表しています。心変わりしたら、すぐにシャツの上を脱ぐことになっています。テーブルの真ん中には大きな穴が開いていますが、これはOK牧場には戻れないことを表しています。4人それぞれに4つの番号がついたポジションがあります。厳密には順番が決まっているわけではありませんが、その順番にはある種の意味があります。
まずは、右の人から見ていきましょう。
左側の人
左側の人
右側の人
では、それぞれの構成でOK牧場がどこにあるのかを紹介します