この日本アニメ映画「日本のコンクリート」は1991年の日本を思わせる未来世界を舞台としています。ストーリーにもそのタイトルや世界観が生かされています。
2417年、東京という都市、「マチ」と呼ばれる社会では、「巨人」と呼ばれる人々が「セレバス」と戦う「巨人戦争」が行われていました。主人公は、”セレバス “という不思議な力を持つ、渡辺謙演じる “巨人 “のケンジ。人類の信頼を得るために、”マチ “と “セレバス “を使って戦い、人類が自分の味方であることを理解していく。
映画は、2体の “セレバス “に暗殺された日本の総理大臣の死から始まる。それを不審に思った世界政府は、犯人を探すために調査を開始する。しかし、同じように首相を探していた “セレバス “によって捜査は妨害されてしまう。
1年後、東京の街に渡辺演じるケンジという少年が生まれた。彼が生まれた頃、東京は戦場と化していた。しかし、賢治はヒーローとなって街を救う。この新たな力を得た賢治は、”マチ “や “セレバス “と戦い、彼らが賢治の味方であることを知るまで、戦い続けることになる