僕の名前は西田優中学2年生で今日は新しく先生がくるらしく名前は、塩野先生可愛い系の女子である。
(静流) 誠人は高校生じゃなかったの?どんな先生なんだ?大人なのに…!】。]
さすがに高校生というのは違和感がある。
私は先生の方を見ていたのだが、それどころではなく、先生も私の前に立っていたのだから。
彼女は今まで見てきた他の先生とは少し違っていた。
やや痩せた感じの女性だったが、体は実に太く、短いワンピースを着ると、実は中学生くらいに見えるのだ。
おそらく長い間、教師をしているのだろう。
細い女性に、さらに細い胸…。
[N、いや、あくまで印象です。(静流) いやー 久々に見たわ ああいう人(誠人) でもさ 高校生なら初日はこんなもんでいいんじゃない?
(静流の声) じゃあ入ってきて
(静流) あたしたち2人は教室に入って席についたの
でも、塩野先生は、今日も鉛筆でいっぱいいっぱいだったみたい。
[あ、ゆうちゃん、塩野先生、そんなことしないでください……】。]ゆうちゃんは塩野先生に小声で話していましたが、塩野先生は返事をしませんでした。
今日は本当に仕事が忙しいのだ。
(静流) いいの いいの 塩野先生 今回だけは許してあげる
私はにらむ塩野先生にそう言った。
(静流の声) はい 忘れまーす
しばらくして、塩野先生が席から出てきて、黒板を見ていた。
(静流の声) さあて、テストも書き終わったし、そろそろ受けてもらおうか。
テスト?
(静流の声) テスト…
テスト……何か聞き逃したかなあ
(静流) あたしが見たのは “困った “という言葉の概念のテストだったのね
(静流の声) どうしてだろう 困ったらどうする?
先生から質問されて、びっくりしました。
高校生とはいえ、頭を使って論理的に問題を考えることができるはずなのに……。