彼の手が好き。彼女の手が好きだ。 彼の瞳が好き。彼女の瞳が好きだ。 彼の角が好き。彼女の髪が好きだ。 彼のマントが好き。彼女の背格好が好きだ。彼の爪が好き。彼女の足先が好きだ。どこが好きか言い合う他愛もない遊び。結局いつも互いの全てが愛おしいで終わるのであった。
これは本当です。
彼が少女の夢であり、生涯その少女でありたいと思っていることが大好きです。彼が常に女の子であり、常に女の子のように感じていて、男性のように振る舞う方法を知らないことが大好きです。彼が女性になりたいと思っていて、たとえそのように感じたことがなくても、絶対にあきらめないところが好きです。
自分が女性であることを常に自分に証明しようとしている姿が好きです。授業中にドレスを着ていても生物の成績はAで、男子生徒にどちらかに間違われたりするところも好きです。私は、彼が女性になりたがっていること、自分の気持ちを覚えていないことを理解できないところが好きです。
彼を愛しているのは、これから彼を愛するどんな女性よりも、私は彼を愛しています。
私は彼を愛しています。
私は彼を愛していて、彼も私を愛している。
私たちは同じです。