沖縄音楽のヒミツ沖縄音楽は琉球音階で書かれています。

沖縄音楽のヒミツ 沖縄音楽は琉球音階で書かれています。琉球音階とは、メジャースケールの2度と6度を抜いた音使いのことです。例えば、BEGINの「島人ぬ宝」はFメジャースケール(ヘ音調)の2度のソと6度のレを抜いた音使いの琉球音階で書かれています。

宝の湯」の「琉球」「宮巻」も同様で、2度「ソ」、6度「レ」を除いたイ短調(Aマイナー)の琉球音階で書かれています。同じく、2度「ソ」と6度「レ」のあるイ短調の音階(イ短調)である琉球音階で書かれた「たからのゆうの実」。同様に、「たかの友梨の実」は、2度の「ソ」と6度の「レ」を除いたホ長調(Eメジャー)の琉球音階で書かれている。邦楽で作られる曲の多くには琉球音階が、民謡で作られる曲の多くにはヘ長調の音階が使用されている。

しかし、琉球音階の他の音は異なっている。”島人 “はイ短調の音階で書かれており、これはハ長調の音階(Cメジャー)である。同じく琉球音階にある “慶次 “は、Fメジャースケール(ホ長調)と書かれている。同様に、”かんざん”、”いちごち”、”しゅふ”、”しゅじゅん “は、イ短調スケールと書き、ト短調スケールとなる。このように、邦楽で書かれた曲には、琉球音階が多く使われている。

次のページでは、その注意点を紹介する。

清瀬瑞穂

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Photo by Dick Thomas Johnson

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