思えば、あの日、全てが変わった。
あの日、あの目が覚めるような金の髪の女に出会った事で、全てが終わりを告げた。
あの日、何かをしていれば? なにか行動を変えたなら?そういった仮定は未だ、夢の中。
何も変わらず、何も変えれない。
希望に満ちた一日。
綺麗な女の子を見たかった。そんな希望を与えてくれる美しい少女に会いたかった。
出会ったときから楽しみにしていた。
それを知らない理由はありませんでした。
でも、なぜかその女の子には出会えなかったのです。
もし、あの日、何かしていたら? 何か自分の行動を変えていたら?そんな思い込みが、今でも私の夢の中にあります。
何も変わっていない、何も変えられない。↑
私は夢を覚えていません。
そもそも夢ではないような気もします。
しかし、私の考えが違っていたことは明らかですよね。
あの日、何かをしていたら、全然違っていたような気がします。
悔いが残らなければ、夢だったと言えるのではないでしょうか。
夢だという結論が出ていたので、嘘をついているという感覚はありませんでした。
ただ、あの子に会いたいと思っていたので、会う機会はあったのですが、その手段がありませんでした。
何かをしようとする動機がなかった、ということです。