ぼーかりおどP

ぼーかりおどP

“ここで何をしてるんだ?”

“校長の友人です”

“校長”?

“そうです。” “校長があなたと話したいと言っていました。”

“本当に校長なのか?”

“そうです”

“それで、なぜ彼はここに?”

“謝るためです”

“何に対して?”

“遅刻したこと”

“それは申し訳ない”

“何があった?”

“遅刻した”

“今は重要じゃない”

“わかった”

“明日は2年生の試験があるそうだね”

“なんだと?”

“明日の試験”

“何の試験?”

“1年目の試験と2年目の試験”

“明日、2年生の試験があるんだ。”

“そうなの?”

“そうだよ”

“じゃあ、どうして教えてくれなかったの?”

“言う必要がなかったからです。私は大丈夫だから”

“でも、遅刻するって言ったでしょ”

“どうしてわかったの?”

“私がここにいたから”

“ああ、そうか、私は大丈夫だ”

“そんなこと言わないでよ”

“そんなこと言ってませんよ”

“じゃあ、何て言ったんだ?”

“大丈夫って言ったんだ”

“なぜそう言ったの?”

“大丈夫って言ったから”

“それならなぜ、2年生の試験が明日だと言わなかったの?”

“2年目の試験が明日だと言ったから”

“校長はそう言ってほしいと思っているのか?”

“はい、そう言って欲しいのだと思います。”

“それなら、彼は怒るだろうね”

“なんだと?”

“彼は怒るぞ”

“どうして?”

“2年目の試験だから、アカデミーに入りたい人がたくさん来るから。”

“人 “ってどういうこと?

“まあ、魔法に興味がある人はいるだろうね”

“なんだと?”

“魔法使いになりたい人たち。魔法使いになりたい人

Photo by Diputadas y Diputados

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