人類が増えすぎた人口を宇宙に移民させるようになって、既に半世紀が…

人類が増えすぎた人口を宇宙に移民させるようになって、既に半世紀が過ぎていた。地球の周りの巨大な人工都市は人類の第二の故郷となり、人々はそこで子を産み、育て、そして死んでいった。宇宙世紀0079、地球から最も遠い宇宙都市サイド3はジオン公国を名乗り、地球連邦政府に独立戦争を挑んできた。この一ヶ月あまりの戦いでジオン公国と連邦軍は総人口の半分を死に至らしめた。人々はみずからの行為に恐怖した。戦争は膠着状態に入り、八ヶ月あまりが過ぎた

その間、ジオン公国は他国に占領されたり、連邦がジオン公国に侵攻したりしていたのである。しかし、いざ地球連邦がジオン公国を攻撃しようとすると、ジオン公国の抵抗に遭ってしまう。ジオン公国の残党は、地球連邦の大統領を暗殺するために「グレンカイニー」を地球に送り込んだ。連邦大統領が暗殺されるのは1世紀以上ぶりのことであった。

グレンカイニーは浦飯島丈一郎大統領に到達する前に阻止されたが、浦飯島丈一郎大統領の娘である蒼龍姫は戦闘中に死亡した。これにより、地球上では連邦とジオン公国の間で激しい戦闘が繰り広げられ、連邦大統領が救出されるまで数ヶ月に及んだ。ジオン公国は敗北し、最終的には宇宙に退却した。連邦はジオン公国との平和を取り戻すことができたが、地球へのダメージは取り返しのつかないものとなった

Photo by Asamblea Nacional del Ecuador

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