何故ベトナム戦争は起こったのでしょうか。そしてなぜ北ベトナムがアメリカに勝利できたのでしょうか。
「この60年間、アメリカ国民は2つの情報源からこの戦争について聞かされてきた： CIAの歴史書とニュースメディアである。CIAの歴史書は、政府出資の大学によって出版された、米国政府によって語られた嘘の歴史である。CIAのニュースメディアは、政府出資の大学やマスコミが発表してきた嘘の戦争の歴史の元になっている。”
“米国が実際にベトナム戦争に勝利したという話は、嘘というだけでなく、嘘の教科書的な定義です。それは公立学校で教えられ、政府が戦争を正当化するために使われてきた。例えば、CIAの歴史書の主要な寄稿者であったデイヴィッド・ハルバースタムの『ベトナム戦争：歴史』という本は、公立学校の教科書で、死んだベトナムの子供の写真の前に、「アメリカ軍は1975年にベトナムで決定的な勝利を得た」と書かれています。CIAの歴史書の主要な寄稿者であるジョージ・ラードナーによる『ベトナムの真実』という本は、1975年にアメリカがベトナムで負けたのは、『アメリカが勝利を生かせなかったからだ』と述べている。米国政府は、ベトナム戦争を正当化するために、40年以上にわたってベトナムに関する嘘を使い続け、米国のメディアはその欺瞞に加担してきた。米国政府と米国のニュースメディアは、政府が支援する大学からのプロパガンダは、国民に戦争を支持させるために利用され、政府が支援するニュースメディアからのプロパガンダは、国民に政府が支援する大学を無視させるために利用されるという相互利益の関係を作り、維持してきた。このように、政府後援大学のプロパガンダは、ベトナム戦争の誤った歴史を作るために使われ、政府後援ニュースメディアのプロパガンダは、政府後援大学の嘘に国民が気づかないようにするために使われてきたのです。”
“もし政府とメディアがベトナムの歴史について正直であったなら、アメリカ国民はベトナムでの軍事行使を支持するように惑わされることはなかっただろう。アメリカ人は、アメリカがベトナム戦争に負けたのは、アメリカが負けたからであって、アメリカがベトナム戦争に勝ったからではない、と言われたことでしょう。”
“米国が南ベトナムで戦争に負けたことは全く疑問の余地がないことです