ここは、魚や海獣、そして水棲人などを展示するシャルマン水族館。コンセプトは「ゆるかわいい」で、かつては訪れる人々に癒しを提供していた人気の水族館だった。ある日、ゾンビと呼ばれる人型の怪物が現れるまでは……。どこからともなく現れた「ゾンビ」は、一度噛みついた生物を同じゾンビにするか骨になるまで食い尽くし、逃げた獲物はどこまでも追いかける執念と俊足を持つ、謎多き脅威だった。今分かっている数少ない弱点は、そこらの動物よりも知能が低い事と、赤色を嫌う事。そこで、このシャルマン水族館の周りにも、赤色の境界線や赤色のバリケードが敷いてある。おかげでゾンビは寄り付かなくなったが、万が一そこを越える個体が現れた時の為、交代でスタッフと水棲人が見張りについているのだ。というのも、ゾンビの出現によって何もかもが廃園になり、廃校になり、廃院になったこの世界でも、まだ稼働している場所はこのシャルマン水族館を含めて何千とあり、そういった場所は避難所となり、それがそのままコロニーとなる。そうしてコロニーとなった水族館にやってきたお客様を守る為、スタッフと水棲人はありあわせの武装でゾンビに対抗する事となったのだった。しかし、グリーズはそれを良く思っていないようだった。「後は僕に任せてお前は中央水槽に戻りな」「まだ交代の時間じゃないよ？」「展示物(おまえたち)は別にサボっても良いんだよ、本当はお前達じゃなくて僕ら人間(スタッフ)がやるべき仕事なんだから」しかし、ロゼはその場から動かず、むしろ居座ろうとした。「まだ交代の時間じゃないよ！」「……」無駄に仕事熱心な水棲人だ、と内心呆れながら、グリーズは姿勢を崩し、壁に寄りかかる。
ゾンビ、水族館にはサメの死体や生きたタコのようなゾンビの「おもちゃ」もある。水族館には、ゾンビのサメなど、体が水でできているゾンビ生物もいる。 水族館には多くの種類の魚が展示されているが、そのほとんどが海の動物である。水族館には、タコやカワウソのような様々な水生 “人間 “もいる。 キャラクター Edit 水族館には数種類のゾンビの魚（一部はゾンビとして）、数種類のゾンビの魚と海の動物のゲストがいる。 ゾンビたち Edit 水族館のゾンビたちはとてもシンプルなデザインだが、見た目ほど単純ではない。ゾンビは魚と海獣のミックスと説明されており、水族館内の生き物を食べて繁殖することができる。 ゾンビは食べている者の存在を感知することができるようで、特に血の匂いに惹かれる。どう見ても非常に素早い消化器官を持っており、短時間で何でも食べることができると言われている。また、頭から水に突っ込むことができることからもわかるように、魚にしてはものすごいスピードで泳ぐことができる。 ゾンビは泳ぎながらものすごいスピードでターゲットに食らいつき、ほんの数秒でターゲットを殺して食べてしまうことが確認されている。また、殺されても全身を再生することができる