ゾンビの出現によって何もかもが廃園になり、廃校になり、廃院になっ…

ゾンビの出現によって何もかもが廃園になり、廃校になり、廃院になったこの世界でも、まだ稼働している場所はこのシャルマン水族館を含めて何千とあり、そういった場所は避難所となり、それがそのままコロニーとなる。そうしてコロニーとなった水族館にやってきたお客様を守る為、スタッフと水棲人はありあわせの武装でゾンビに対抗する事となったのだった。しかし、グリーズはそれを良く思っていないようだった。「後は僕に任せてお前は中央水槽に戻りな」「まだ交代の時間じゃないよ?」「展示物(おまえたち)は別にサボっても良いんだよ、本当はお前達じゃなくて僕ら人間(スタッフ)がやるべき仕事なんだから」しかし、ロゼはその場から動かず、むしろ居座ろうとした。「まだ交代の時間じゃないよ!」「……」無駄に仕事熱心な水棲人だ、と内心呆れながら、グリーズは姿勢を崩し、壁に寄りかかる。「ここを越えられたらちょっと厄介な事になる、居座るならお前もちゃんと機能するんだよ?」「ちょっと厄介な事……ゾンビ鮫とか?」「そうだね」退屈そうに答えるグリーズ。「それに、ゾンビ魚!」「そうだね」

この本の最後には、登場人物たちに “プレゼントを贈る “冒険が用意されている。読者がお金のないホテルにいることを知ると、著者は登場人物たちに「買い物の旅」をさせる。ある時、著者は聖書(使徒11:26-27)を引用する: 「リュダには、紫色の染料を売る、背の高い女がいた。その町には、ある魔術師がいて、その名はセバといい、悪霊を持っていた。彼は魔術師で、人々を惑わす者であった。人々はみな、彼を主の家に連れて来て言った。主は彼に言われた、”この男は人を惑わす者である”。すると、女はすぐに子を宿し、その名をイエスと名づけた。魔術師たちは恐れをなして逃げ去った。その人はガリラヤに行って、兄弟たちを教え始めた。ところが、パリサイ人やサドカイ人が大勢、自分のバプテスマに来るのを見て、彼は自分に言った、「わたしはいつまで、あなたがたのところにいるのですか」。すると彼らは皆、”あの方が来られるまでです “と答えた。そして、彼らを残して、また去って行った。” (NASB)これは私が若い頃に読んだ本である。私が住んでいた世界はとても狭く、身近なものだったので、この本は信頼できると思った。怖い本ではなく、楽しい本です。

Photo by MTSOfan

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