注目するべきは最後の部分で「~が低下した“状態”」となっていること…

注目するべきは最後の部分で「~が低下した“状態”」となっていることです。「~が低下した“病気”」とは書かれていません。認知症は病名ではなく、特定の状態を総称している言葉だということです。簡単に言うと、認知症は記憶障害などの「症状」であって、脳血管疾患、アルツハイマー病などがその原因となる「病気」なのです。認知症を病気として認識すると、それを治療する、予防しようということになったときに、間違った方向に考えてしまうことがあります。

1. あくまでも「症状」であり、「病気」ではない。 私たちは「病気」という言葉を、病気に伴う一連の症状を表す名詞として使っている。私たちが認知症と言うとき、それが病気であるとは言っていない。病気‡は†症状‡の真ん中にあり、†症状‡と関連している‡状態‡である。病気そのものではない。 2. アルツハイマー病が†病気‡であると言うなら、’病気‡’という単語を形容詞にして、こう言えるようにする: アルツハイマー病‡。 アルツハイマー病と言うとき、私たちは実際にはそれを†病気‡とは呼ばない。アルツハイマー病が†病気‡だからというわけではありません。私たちは特定の病気を説明するために’disease‡’という言葉を使い、’disease‡’を形容詞として使うのは、それが†condition‡だからである。ディスレクシアはアルツハイマー病のような病気ではないので、「ディスレクシアは病気だ」とは言わない。また、糖尿病は病気ではないので、「糖尿病は†病‡である」とは言わない。 3. アルツハイマー病は†病気‡だと言えるが、‡病気‡は病気ではないので、’糖尿病は†病気‡’とは言えない。 これは微妙な違いだが、重要なことだ。私たちが「糖尿病」と言うとき、それは形容詞として使っているのであり、「病気」という形容詞は名詞として使っているのである。糖尿病」は病気ではなく、病気の結果なので状態なのです。

Photo by joepiette2

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