私の名前はまこ。

私の名前はまこ。今はマホロアの部屋で二人きりだ。夜になってしまって泊まることになった。あとは寝るだけなのだが…「ねぇ、マホロア?何しようとしているの…?」急に縄を持ってこちらに近づいてくる。「クックックまさか二人きりの部屋なのになにもないワケがないよネェ?」後ろにはベット。私は顔を赤らめた。

「止めなければ、すべてが終わる」。 「…」 彼女が何に怯えているのかわからない。人間界は初めてだから…」。 「でも、やらなかったらどうなるかっていう話なら……。もうやったし、成功した。だから、あなたが止めなければ、それで終わりなんです。自分でやるよ。時間をくれないなら、ロープを外そうとしてマナを使い果たし、死んでしまう…。だから…」。 今、彼女は一体何と言った? 「大丈夫。時間をあげるから。ここで待っているから…」。ちょっと待って。 彼女は私が待つ必要があると言っているのですか? 「…」 私は彼女の言葉に従おうとしたが、その時、マコの顔が真剣になった。 「時間をくれないと…。もう終わりよ。だから、もうしばらく人間界にいます」。 「…急いで」。 「そうだ。待つよ。長く待つよ」。 冗談かと思ったら、もう心配で心配で。 「…やめてください。死にたくない。 眞子は目を震わせ、声を震わせている。 「…死なないよね?死んだら、みんなに怒られるよ。あなたは…」。 なるほど。 そんなことするわけがない。 「友達でしょ?ずっと側にいたい。ずっと側にいたいから、無茶はしないで。お願いだから…。私のために決断しないで。そんなことしたら、私は一生一人になってしまう」。 彼女は泣いている

Photo by Ars Electronica

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