昔々、夜空には星が輝き、月が優しく大地を照らしていた。その夜空には、ひそかに秘められた物語があったという。それは「夙夜夢寐記」と呼ばれるもので、人々が眠る時に見る夢の記録が隠されているとされていた。その記には、幸せな出来事や悲しい思い出が綴られていると言われていた。ある日、ナジュムという若者がその物語を求め、星々の輝きを頼りに夜空の最果てへと旅に出た。この書はそれを記したものである。
「ナジュム “と呼ばれる青年が、星の輝きを頼りに、そうした物語を求めて夜空の果てへと旅立つ物語。奇妙な夢の本、これは夜の旅人の物語である。彼は夜空の果てにある物語を探し求め、星が唯一の道しるべとなる。彼の探求は最初から運命づけられている。しかし、彼はあきらめない。 本書では、夢を見た人々の物語から隠された記録を集め、彼らの闘いの物語を見つけることができる。これらの記録はすべて夢と、夢を見た人々の夢についてのものである。人生のある時点における人々の夢と、その夢がどのように解釈されたかが記されている。 この本に収められている物語には次のようなものがある: 飛行機の夢を見た清崎という少女。 死んだ男の夢を見た子規という男。 髭の生えた大男の夢を見た石塚という青年。 紙に名前を書かれた若い男の夢を見る犬走という名の少女。 犬の足を食べる子供の夢を見た石角という男。 自分の父親の夢を見る松岡という少女。 髪が白く、体が鏡のような男の夢を見た静という男。 若い男の夢を見る山内という名の青年。