ベルリオーズのすてきなところは
という冒頭の一行だけを載せておこうと思う。英語で最も恐ろしい言葉を使い、それでもなお、非常に長く残酷な旅をやり遂げた男の話をしよう。彼は長い道のりを旅し、最後に死んだ。」実に素敵な冒頭のセリフだと思う。この死の旅についてもう少し詳しい情報が欲しかったが、きっと何かあったに違いない。ものすごく詳しい話ではない。ただ、偉大な場所に到達した男が死んでいくだけだ。死がみんなを苦しめているとか、そういうことではないんだ。ただ面白い小さな物語なんだ。 彼が自分自身についてどう感じているのか、それを表現するものがあるのかどうかわからないけど、という言い方。彼がしたことを表現するのに、本当にいい言葉だ。彼は自分が何をしたのか、まったくわかっていない。ただわからないんだ。自分の選択が正しかったのか、それとも母親の家の地下室にいるべきだったのか、彼にはわからない。間違った選択をしたのかもしれないし、行くべきじゃなかったのかもしれない。その感覚を表現するのにとてもいい表現だ。 ベルリオーズで私がとても気に入ったことのひとつは、世界や登場人物がどういうものなのか、彼らが彼にどう反応しているのか、一切感じさせないことだ。彼はただ、この男と一緒に行くことを許し、彼についてすべてを教えてくれる。