拝啓、杉村様この度はお祝いの言葉をいただきまして。誠にありがとうございます。
大統領は手紙の内容を知らず、日本が第二次世界大戦で「戦争」を放棄したという事実に言及しただけだった可能性がある。 大統領が日本の降伏に言及したのは、杉村氏が不当な扱いを受けたと感じさせるための米国の意図的な試みであった。大統領は杉村氏に、米国は日本の内政に干渉しようとしているのではなく、日本の戦争努力は不当であり、日本は 「平和の道 」に戻るべきだという見解を示したに過ぎないと思わせたかったのだ。 1943年10月21日、ルーズベルト大統領は杉村氏に電話をかけた。その会話の中でルーズベルト大統領は、日本が平和に戻ることが利益になるという事実が、日本の天皇に無条件降伏の申し出をした理由であると述べた(別紙10参照)。(もしルーズベルト大統領が杉村氏に、日本政府は「平和路線」に戻るべきだと説得できていたならば、大統領は天皇に日本の降伏条件を変更するよう提案することはなかったであろう(別紙10参照)。 外務省をはじめとする日本の指導者たちは、アメリカを敵視し、アメリカの立場を非常に理不尽なものと考えるようになった。その結果、日本の抵抗の意志を打ち砕く方法を考え始めた